前静岡県議会議員すずきさとる新聞『すずしん』web版

決算特別委員会(人事委員会関係)議事録(平成24年11月20日)

○鈴木(智)委員
 民主党・ふじのくに県議団の鈴木智です。
 説明書の166ページから167ページにかけて、それぞれ詳細を教えていただきたいと思います。
 まず1点目が、166ページの不服申し立てについて伺いたいと思います。
 前年度からの継続事案は、処分事由とされた事実の存在が認定できないとして処分を取り消したとありますが、どのような事案だったのか、説明できる範囲で御説明いただきたいと思います。
 また、この処分取り消しの意味は、任命権者の処分が不当だったということになるんだろうと思うんですが、その処分の取り消しに当たりまして、申し立てた側に対していわゆる謝罪ですとか、何らかの救済とか賠償のようなものが行われたのかどうか。あるいは不当な処分をしてしまった側については、何らかの罰則というかペナルティがあるのかどうか御説明いただきたいと思います。

 次に、その下の職員からの苦情相談事務について伺いたいと思います。
 相談件数が24件あって相談完了ということなんですが、その中身とどういった対応をされたのか、あわせて伺いたいと思います。

 同じく166ページと施策展開表7ページにある労働基準監督権に基づく事業所調査について伺いたいと思います。
 昨年度は68事業所に対して調査を実施して、3事業所に対し指導及び助言を行ったとあるんですが、その指導と助言の中身を具体的に伺いたいと思います。

 最後に、167ページ及び施策展開表7ページの贈与等報告書審査事務について伺いたいと思います。
 平成23年度は15件審査をして、特に問題なかったとあるんですが、この15件、具体的にどのようなものか。例えば最高金額あるいは物なのか――金券というのはないと思うんですけれども――どういったものが15件あって、どういうところから問題がないと判断したのか。その問題があるものと問題ないものの違いはどこからくるのか、教えてください。以上です。

○杉山職員課長
 まず1点目の不服申し立てでございます。
 昨年は2件ありました。
 1件は、平成22年度からの継続で、生徒に対してわいせつ行為に及んだとして懲戒免職処分を受けた県立学校の教諭でございます。教諭から、処分の取り消しを求めた不服申し立てがありました。
 私たち人事委員会が審査した結果、処分の事由とされたわいせつ行為の存在が認定できなかったので、その処分の取り消しをする裁決をいたしました。
 もう1件ございます。もう1件は平成23年度中に発生したものです。業務用パソコンの不適正使用等により、懲戒減給処分を受けた教育職員から処分の軽減を求めた不服申し立てがありました。審査の結果、処分者の処分に違法または不当はないとして、申し立てを棄却、御本人のその内容はもう棄却されました。
 処分を取り消す裁決をした件につきましては、人事委員会としては、それを戻すだけで、損害賠償などというものは御本人が請求しない限りはございません。

 次に苦情相談の内容でございます。苦情相談は平成23年度は24件ございまして、任用関係と給与関係、それと勤務条件、懲戒分限関係に分かれます。任用関係では県立高校の教員から異動を希望していないのに校長から異動の打診をされたという相談がありまして、相談者に対して、希望の有無にかかわらず異動の対象になることもあるという旨を説明しまして、納得していただいております。給与関係では、受託団体でございますが、消防職員から、管理職が深夜勤務をして割り増し賃金が支払われていないことを不満とする相談がありまして、相談者に対して、割り増し賃金の規定は管理職に適用されない理由を説明し、納得していただいたというものがございます。

 事業所調査の結果でございますが、調査の結果、文書で改善を求めるというような事項はございませんでしたが、三六協定の締結に関することなど口頭で指導したものが3事業所で5件ございました。

 次に、贈与等の報告についてでございます。
 実績で書いてあります15件というのは、平成23年度中に6件、あと施策展開表は8月現在までの数字となっており、24年度中に9件発生しまして、全部で15件でございます。内訳は、講演等の報酬が10件、供応接待――いわゆる飲食等の伴う接待が5件で、計15件でございます。講演等の報酬につきましては、講演等の講師が2件、原稿等の筆耕、執筆が8件であります。講師では1.5時間で1万7000円、原稿の執筆では400字詰め原稿用紙43枚で6万4500円が最高額でありました。いずれも基準額の範囲でございましたので、その後、私どものほうは審査を済ませております。供応接待のほうですが、静岡県病院協会総会出席が2件ございまして、もう1つ社会福祉法人静岡恵明学園創立60周年記念式典と祝賀会に出席したのが3件でございます。祝賀会では1万円相当の飲食等の提供を受けたということでありましたが、社会通念上考えて、私どものほうでは妥当と判断いたしました。以上でございます。

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