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山下先生、長年ありがとうございました!

コラム

1カ月以上前になりますが、私の娘も通う地元の静岡市立大里中学校に関する記事が、中日新聞1面トップに掲載されました

 

※平成31年2月20日 中日新聞朝刊1面

 

大里中が教員勤務においてフレックス制を導入することを決めたという趣旨の記事です。地元中学校の記事が1面に掲載されたことに大変驚くとともに、この取り組みの詳しい内容や目的等について話を伺おうと思い、同中の山下由修校長に連絡したところ、直ぐにお会いすることができました。

※今年度で定年退職される山下由修・大里中学校校長

 

今回の大里中の取り組みは、正確にはフレックス制ではなくシフト制というべきもの。それでも全国でも珍しい制度ということです。その狙いは、シフト制を導入することで教員の多忙化の解消と共に、部活動等の放課後活動の終了時間(教育活動終了時刻)を予め決めておくことにより、活動の効率化やメリハリをつけることにあるということでした。

 

こうした勤務体系を変える取り組みが学校長の権限でできることを初めて知りました。それならもっと多くの学校でこうした取り組みがあってもいいと思いますが、先生方や生徒そしてその保護者の理解を得るのは簡単ではないということでしょうか。山下校長は昨夏の酷暑を目の当たりにし、このままでは生徒や先生が倒れてしまうと考え、授業や部活動等の効率化を進めるために先生や生徒たちと議論し、シフト制の導入を決めたということです。

 

山下校長とは、山下先生が、静岡市内初のコミュニティスクールとなった際の静岡市立清水江尻小学校の校長としてお話を伺ったころからご縁を頂いています。大里中でもコミュニティスクールの実現を目指した取り組みが進んでいます。しかし残念ながら、山下校長は今年の3月一杯で定年退職されることとなっています。とても残念ですが、今後も、何らかの立場で、子どもたちの教育環境の向上のためご尽力賜りたく存じます。

山下先生、長きにわたりありがとうございました!

お読み下さり、ありがとうございます。

 

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